養廣寺は新潟県阿賀野市駒林(旧京ヶ瀬村)にある曹洞宗のお寺です。阿賀野川下流域周辺の蒲原地方にある「蒲原三十三観音霊場」第16番札所となっております。敷地内には坐禅堂があり、本格的に坐っていただくことができます。
本堂
開山堂
本堂の正面にご本尊をお祀りします。須弥壇の後ろには開山堂があり、そこには養廣寺を開かれた開山様と、曹洞宗の両祖である道元禅師様、瑩山禅師様、そして歴代住職が祀られております。
本尊
ご本尊は「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」。その左右には脇侍(わきじ)の「魔訶迦葉尊者(まかかしょうそんじゃ)」と「阿難陀尊者(あなんだそんじゃ)」、そして周りには脇立(わきだち)の「十六羅漢(じゅうろくらかん)」がご本尊を囲むように並んでおります。
山門から両側にある回廊は、240年前(江戸時代)に建立された坐禅堂、本堂、庫裡につながり、当初の形態を現在にまでそのまま維持しています。
蒲原三十三観音霊場について
「蒲原三十三観音霊場」とは、阿賀野川下流域周辺の蒲原地方にある33箇所の札所(ふだしょ)の総称です。元文時代(1736~1741年)長楽寺(第33番札所)の第17世如霖道実和尚により創設されたものといわれており、養廣寺はその16番札所となっております。
1954年12月31日生まれ。駒林小学校、京ヶ瀬中学校、新発田高校卒。駒澤大学仏教学部仏教学科を卒業後、曹洞宗大本山總持寺(横浜市鶴見区)で修行。その後曹洞宗教化研究所(現総合研究センター)研修部一般課程に入所。1984年から鹿瀬町(現阿賀町)宝来寺住職として16年間務める。1981年から本格的に梅花流詠讃歌(ご詠歌)研鑽に取り組み、1994年から21年間、曹洞宗梅花流特派師範の任に就き、その間全国及びハワイにも指導に行く。現在毎月2回養廣寺で講習の他、県内外の僧侶の指導にあたる。梅花流歴40年。2008年6月から養廣寺住職に就任し、現在、鶴林院(新潟市北区)を兼務。2018年10月1日より曹洞宗宗議会議員。
1988年1月3日生まれ。駒林小学校、京ヶ瀬中学校、新発田南高校卒。駒澤大学仏教学部仏教学科を卒業後、曹洞宗大本山總持寺(横浜市鶴見区)で修行。3年半の修行を経て養廣寺へ戻る。2017年から宝来寺(阿賀町)住職に就任。食べ歩きの趣味が高じてInstagramを開設。2021年8月現在でフォロワー1万人超。月刊 新潟komachi、BSN『水曜見ナイト』、BSN『なじラテ』など、雑誌、TVに情報提供多数。